スティル・ライフ

昼飯食いに出かけがてらブラブラ散歩。
ちょっと大きい神社があって日差しが気持ち良かったから境内まで歩いて行ったら、ちょうど4～5歳ぐらいの男の子と婆ちゃんがお参りしていた。

「はい、お賽銭あげてお参りしなさい」
「おまいりってどうやるの？」
「お賽銭をその箱へ投げるでしょ、それからお手手を合わせてね、神様にね、お願いするんだよ」
「なにをおねがいするの？」
「○○くん(多分その子の名前）がよい子になりますようにって」
「ふーん？」

微笑ましいなぁと思いながら聞いていて、途中で首を傾げたくなった俺。
誰かがイイ子になるのは神様に祈ることなのか？
神様に頼んで努力は放棄しなさいってことか？

天気とか誰かの無事とか健康とか、そういうものはいくらでも神頼みしたらいいと思うけど、自分で何とかなることまで神様に助けてもらおうとするのは気に食わない。
神様だって自分で幸せになろうとしてない人にまで手を貸したいとは思わないだろう。

頑張ってる人のとこにはね、祈らなくたってちゃんといいことがあるようにできてるんだよ。
神様は見てるんだよ。
神様は優しいから悪い人にも同じようにチャンスをくれるけど、努力しないでただ祈る人はきっと助けたくないと思うよ。
正直者が馬鹿を見るみたいなことももちろんザラにあるけど、絶対どこかで帳尻合わせてやろうと思う。
何か間違えても、誰かのせいにしないで、なかったことにしないで、やり直そうとしてる人は助けたいと思う。
俺が神様ならね。(笑)

少し脱線したけど。
俺がお祈りの仕方を教えるとしたら、いい子になりますから元気で居させてください、って神様と約束するんだよって言う。

俺もいい子でいますから。俺のことは自分で何とかしますから。
大事な人たちが元気でいられますように。

はー。
人肌欠乏症です。
誰でもいいわけじゃない、欲しいのは一人だけ。

朝起きて、ゆっくりと明滅する赤いランプがメール着信を知らせているとそれだけで頬が緩む。
中身は昨日待てずに寝てしまったメールの返信と、「行ってきます」の挨拶メール。
出かけんの早いから、俺はまだ寝てることも多いけど、「寝てるかもしれないから」とか遠慮しないで出掛けの一言をくれるのが嬉しい。
「行ってらっしゃい」を言わせてくれるのが嬉しい。
朝イチからきみの無事を祈るのが日課です。
素敵な仕事をくれてありがとう。

……会いたいなー。（しょんぼり）

友達の友達だから友達になれるという命題は必ずしも正しくない。
そんなことは普通に生きて大人になったらだいたいみんな肌で理解してるもんだと思っていた。

類友とはよく言ったもので、集うからにはそれなりに似ている部分や惹かれあう部分があって、友達の友達はそれなりに近い何かを持っているはずで、友達になれる確率は高いんだろうと思う。

確率はね。

私信。閲覧非推奨

「行ってもいい？」と聞かれたら、ダメとは言わないだろうけど、
「行ったら、やだ？」と聞かれたので。そりゃもう…
や　だヽ(｀Д´)ノ
と答えるしかないのでありまして。

束縛するのもされるのも苦手って公言してるとおり、友達付き合いまでどうこう言うつもりないし、邪魔や足枷になるぐらいだったら俺いない方がいいんじゃねー？とか思っちゃう。
行きたいとこ行ってほしいししたいことしててほしい。

建前じゃなくて本気でそう思うんだけど、でもそれは相手のことどうでもいいと思ってるわけじゃ決してなくて、
こっち見ててほしいとか置いてかないでほしいとか俺以外のやつに触らせないでほしいとか、そういう子供っぽい独占欲を押さえ込んで相手の希望を優先できる程度には理性が働くからで。

いいか悪いかを考えるのは頭でも、好きか嫌いかを判断してるのは中身。
涼しい顔で我慢しようとしてみても、どうやら見透かされてる、っぽい。

参った。(笑)

朝までは、物理的にスッキリしたのと達成感みたいのと幸福感でほわわわわーん、だったんだけど。

なんかだいぶ冷静になった頭で考えてみると、じゃんけんで焦ってちょっと先出ししちゃったみたいな、うっかり黒番でオセロ始めちゃったみたいな、複雑な気分です。(;´д｀)
おっかしいなぁ……(´・ω・｀)

なんか俺のが年上なのに全然余裕なくてカッコ悪ィの。
歳がどうこう言ってる時点でもうダメですか、そうですか(´・ω・｀)

修行が足りんなぁ。
悶々。