早く寝てもきっちり6時間後ぐらいに一度目が覚めてしまう律義な身体。
眠れなくなるわけじゃないからじいちゃんの早起きとは違うと思いたい…
そこでもっかい寝るか起きるかの葛藤があってたいてい睡魔に負けるんだけど(笑)
今日は起きたら5時半で、でもベランダに出て見たらもうしっかり明るかった。
この時期に夜が明けるのを見るにはもっと早起きしないといけないらしい。
小さい頃は夕焼けがさみしかった。
もう遊ぶ時間は終わりだよ、また明日、の合図だったから。
でも夕焼けの色はあったかかった。
夕焼けまで遊んでから帰るとオカンも帰ってきとったし。
遅刻常習犯だった俺は夜明けの瞬間なんてずっと見たことがなかった。(笑)
最初に見たのはいつだったか。連れて行かれたキャンプで早朝山登りでもした時かな。
暗かった空が白くなって、沈んでいくのばかり見ていたおひさまがにょきにょき出てくるのが不思議に嬉しかった。
大人になってからは早起きして見る夜明けより徹夜して見る方が多くて(笑)
あーあ明けちゃったよ、とかそんな。
明けちゃった、と思いながら空の青白さに妙にほっとして、爽やかさと反比例する自分の状態が気恥ずかしくなる。
沈むのと明けるのとどっちが好きかと言われたら迷うけど、ワクワクするのは夜明けの方だな。
ベランダの端からもうとっくに昇りきった朝日を眺めて一服しながら、明けきらない街を散歩する後ろ姿を想像する。
いいんじゃないですか。
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