「ソファーがまた壊れたの!」
アメリカ製のカントリー調?の猫足ソファーがいたくお気に入りだそうなねーさん。
どSな性格とは裏腹に趣味はとてもオンナノコっぽくて可愛いのですが。
そのお気に入りのソファーの裏張りが破れただとかスプリングがいかれただとかで何度も修理を依頼しているらしい。
「アメリカ製ってね、表は綺麗だけど裏見たらひどいんだよ!裏張りがホチキス止めなんだけど、布なんか切り口がギザギザのままで、ホチキスの並びもガッタガタなの」
「ふぅん?」
「全部引っこ抜いてまっすぐ並べなおしたくてしょうがないからなるべく裏は見ないことにしてるんだけどね!」
……可愛い。(笑)←
多分ね、裏まできっちり仕上げたがるのは日本人ぐらいのもんなんだろうね。
職人魂というか。見えないとこでも手を抜かない、みたいな気質は、日本人であれば職人じゃなくても普遍的に共有してる気がする。
そんな話を聞いて、連れが買ったばっかりのドゥカッティをいじろうとしてた時のやり取りを思い出した。
「サービスマニュアル(いわゆるバイクの整備用説明書)の絵が実際の通りだったとこなんかほぼなかったぞ」
「よくそれで作業したな」
「カウルのネジも半分ぐらいカシメてなかったし」
「……走ってる間飛ばなくてよかったな」
イタリア人はさらにいいかげんなようです。(笑)
それはそれで面白いし愛すべき国民性だと思う。
そういう文化とケンカせずに古い日本人の生真面目さも残っていくと嬉しい。
お互いわかったうえでいいとこを認め合えればうまくいくんだろうけど、きっといろんなところで文化摩擦って起こってるんだろうなぁ、とか。ちょっと飛躍した考え事した朝でした。まる。

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