「ふじにはつきみそうがよくにあう」
昨日出掛ける前、天気予報見そびれててどっかやってねーかな、てチャンネルぱちぱち変えてたときに、教育テレビで男の子が言ってた。
なんか頭に残って、というか残っていた記憶の欠片が引っ張り出されかけて。
しばらく誰の文章だったか思い出せなくて、しらべてやっとわかった。
太宰だった。
調べたついでに原文全部オンラインで読めるところを見つけたんで読んでみた。
太宰治って「人間失格」とか「斜陽」とかわりと暗めの話が紹介されやすいし、薬に溺れてたり最後自殺したりした話ばっか覚えてるからか、どうもあんまりいいイメージなかったんだけど。
改めて読んだら意外と面白かった。(笑)
冒頭の一文が出てくる話は
『富嶽百景』
小説というかノンフィクションというか。
お嫁さんもらったすぐ後ぐらいに書いてる短い話。
ちゃんと読んだ記憶なかったんだけど、全部読んだら最後の方だけやけに既視感感じて。どこで読んだかってどこかの試験で引用されてたんだよな。(笑)
なんか不思議な再会だった。
漢字とか古くさい言い回しが出てくると敬遠したくなるけどこの人のは普通に読める。(芥川とかは敬遠方面。(笑))
しかも意外と共感する部分が多くて、なんだ、普通の人だ、って思ったりした。
いろいろ読めそうだからついでに見て回ろうかな。とか。相変わらず暇人。(笑)

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