スティル・ライフ

暑さで喉が渇くように自然に、会えない時間が積もると心が渇く。

いったいどこへ蒸発していくのか、毎日溢れるぐらい愛情をもらっても、少しずつ渇いてしまう。


満たされるためにたくさんは必要ない。
ひとしずくでいい。笑顔ひとつで一瞬で潤うよ。

お互い仕事を持ってればゆっくり過ごせる時間は限られるし、その限られた時間では身体の欲求は満たしきれないけど。
足りない 足りないって言いながら、きみと向き合ってるあいだ、心はいつも満たされてる。
不満なんか何もないんだよ、きみが笑ってくれさえすれば。


熱っぽいから、と早くに寝る準備をした愛しい人。
眠るまで手を握って、髪を撫でて、そんなことしかできない自分にしょんぼり。

元気になって。笑って。
お返しならそれがいい。

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ひとしずくのアナタでいい　ください
それで僕は無限にうるおう

B'z / ひとしずくのアナタ