月明かりが綺麗なので部屋の電気を消した。
酒もつまみもだんごも話し相手もないけど空を眺める。
1年に12回満月になるのに、十五夜と十三夜だけ見ることにしたのはなんでなんだろう。
あんまり月ばっかり眺めてんなってことかな。(笑)
明るくて真ん丸な月を眺めるのもいいけど、月明かりにだけ照らされてる風景を眺めるのも好きだ。
真っ暗にして眺めるの自体、普通の月見とはちょっと違うか。
明るいのにひんやりした月の光が落ちると、周りが薄白い輪郭と影だけの世界になる。
海にでも潜ってるみたいな。底から上を眺めてるみたいな。
淋しいけど悲しくはない。
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