「don't be evil」(悪になるな、悪事はするな)
というgoogleの社是が好きだ。
裏を返せば良いことや正しいと思ったことをしろ、ということなのだけど。
清く正しくあることより、悪にならないことの方がきっと大変だし難しい。
善を目指すだけならばただ理想があればいい。
世界が平和であるほうが良いに決まってるし、ルールは守るのが良いことだと教えられてきたはずだ。
善であろうとするならただひたすら自分の正しいと思った理想を貫けばいい。
けれども、悪にならないようにするには周りをきちんと見なければならない。
世の中にはいろんな理想があり、善があり、いつも同じとは限らない。それはときにぶつかり合う。
悪にならないようにするには誰の理想にも耳を傾けなくてはならない。
そして誰にとっても悪にならない道を考えなければならない。
そんなの妥協案が得意なだけだ、と思うかもしれない。
でもみんな少しずつ妥協できれば争い事はぐっと減ると思うんだよな。
どうでしょう、『世界平和』の代わりに。『don't be evil』 (笑)
PR
目ウロコぽろぽろ。
君は何か、歩く天声人語か
時々哲学的なことも考えたりするのでした。(`・ω・)
譲れないものがある、とか、ぶつかっても折れないとか、そういう美学もわかるんだけどね。