姉さん、事件です!←
昨日帰ってきたら玄関のドアの取っ手のところにビニール袋が掛かっていた。
時々オカンが来て親父が家庭菜園で作った野菜だの置いて行くからそれかと思ったんだけど、なんか様子が違う。
覗きこむと、小さいけど菓子折り(スーパーの銘店コーナーで売ってそうな地元の銘菓)と、ぺらりと一筆箋。
ボールペン書きの、達筆過ぎて読むのに苦労する字で
「長い間留守にしてお世話掛けました。
ありがとうございました。 ○○」
Σ(゚Д゚)ちょ、なにこれ…
最後に書かれてたのは大家さんの名字だった。
マンションのすぐ隣ってか向いってか、立派な一軒家に住んでる大家さん。別に留守にしてた様子もないし一昨日帰ってきた時犬の散歩してたから挨拶したけど普通だった、ぞ。
廊下を見回すと俺んちのほかにもドアノブにビニール袋が掛かってる部屋が。
大家さん引っ越し?
いや待て、だったら明記するはず、会った時に言うはず、こんな書きなぐりの手紙一つで引っ越しとか…
まっ…まさか世を儚んで失踪する前の最後の挨拶?!
大家さん実は借金まみれ?!(←ものすごく失礼)
ほんの数秒の間に頭を巡る不穏な想像。(笑)
焦った俺、着替えもせずにその謎の手紙と袋を手に大家さんちに行ってみました。(`・ω・´)
インターフォン押したら出てきたのは奥さんで、笑いながらも申し訳なさそうに
「ごめんなさいねぇ、これ、うちのおじいちゃんの仕業みたいなんだけどね。2週間ぐらい入院してて昨日戻ってきたのよ。それで今日それ持って一軒ずつ回ったみたいで…」
「あ、あ、そうなんすか、スイマセン…こんないただいちゃって…(´・ω・`)」
「いえいえ、せっかくですから召し上がってくださいね」
もうだいぶご高齢でボケが入ってる大家さんちのじいさん、快気祝いのつもりだったようです。
紛らわしいことしないでくれーヽ(`Д´)ノ
まぁ、元気になったなら何よりか。おやつうまいから許す(*´ω`*)
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