また首相が代わって今度はどうやら増税路線だなぁとか、個人的にはあんまりよろしくないニュースをぼんやり眺めながら、考え事。
大臣を選んで任命して内閣をつくる組閣の真っ最中、政治評論家の間ではどのポストに誰がふさわしいか、それによって誰にどう有利になるか、という議論で持ち切りです。
注目度ナンバーワンの人間関係だな。(笑)
芸能人がくっついた別れたと同じレベルでどうでもいい考察も中にはあるけど、意外と面白いので見てるのは好き。
組閣する上で一番と言っていいぐらい重要なのは内閣官房長官で、総理大臣の懐刀とか女房役とか言われるポスト。官房長官の仕事はほとんどなんでも屋なんだけど、スポークスマンとしての役割も大きい。震災直後、枝野さんがテレビに出ずっぱりになってたのは記憶に新しいところ。
総理大臣やれるぐらいの人がなるのが普通なんだろうけど、総理大臣と近しくて、でもちょっと違うタイプ、であることが以外と重要らしい。
二人全く同じような考えの、同じように突っ走るタイプだったら止めようがなくなっちゃうってことなんかな。
そういうのを見てると相方でも一緒かなって思う。
漫才のコンビの相方にしろ、普通に夫婦やカップルの相方にしろ、ちょっと違うタイプを選ぶと上手くいく、っていうのは真理だ。
同じものを見たら同じようなこと思って同じこと言っちゃうようなヤツって友達でいるのは面白いし居心地いいけど、なんか問題にぶち当たると同じようにドツボにはまる。
たいていそういうヤツってイヤなとこも自分に似てるから、一度イヤなトコ見えちゃうと自己嫌悪スパイラルになりがち。……経験上な。(笑)
根っこのとこで信念は通じてて、なおかつ自分とはちょっと違う見方が出来る人、の方がいいんだよな。
趣味も好きなことも、近くてもズレてるぐらいがちょうどいい。
長く一緒にいたら似てはくるんだろうけどなぁ。
ないものねだりって正解だな。でも極端だとうまくいかない。そこがなかなか難しい。
いま?今はねぇ、間違ってないと思うよ、選び方(笑)

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