す・ねる【×拗ねる】
[動ナ下一][文]す・ぬ[ナ下二]
1 すなおに人に従わないで、不平がましい態度をとる。「すぐ―・ねる子供」「世を―・ねる」
2 わざとよそよそしく振る舞う。「―・ねて気を引く」
おこ・る【怒る】
[動ラ五(四)]
《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》
1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって―・る」
2 よくない言動を強くとがめる。しかる。「へまをして―・られた」
ひとりで黙って拗ねてると言われる。「何を怒ってるの?まだ怒ってるの?」
怒ってるわけじゃないんだよなぁ。責めたいわけじゃない。
怒るのと拗ねるのの違いは何なんだろうと思ってちょっと考えた。
多分、気持ちの種類としては同じだと思う。イコール不機嫌。
違いはそのことで誰かを責めたり不当だと文句を言ったりするか、しないか。
つまりはおもてに表わすか、どうか。
不機嫌の原因がどこにあるかっていうのも関係してくるんだけど、『拗ねる』ときって、なにか論理的に正当性の無いことで腹を立ててるんだと思う。
誰が見ても不当だったりきちんと説明できる事なら、拗ねないで憤りを表明すればいい。だから『怒』れる。
嫉妬だったり不安だったり、感情が原因なときは相手を責めるわけにもいかなくて、持っていき場の無い憤りが時には自分に向かって自己嫌悪したりもするし、消化するまで黙り込んで不機嫌になったりする。
これがいわゆる『拗ね』てるわけで。
拗ねてる理由は大概恥ずかしいことだからあまり言いたくない。
でもわかっては欲しい。ワガママだなぁ……
もひとつ言えるのはね、拗ねることができる相手って、甘えられる相手とイコール、なので、ある意味特権だと思ってくれれば……ダメかorz

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