姪っ子が風邪引いて医者に行くとかで、甥っ子のスイミングの付き添い頼まれたなう。
今日は月に一度の進級テストの日で、うちのぼんやりさんは緊張感もない感じでいつものようにやって、やっぱり落ちてたけどニコニコしてました(笑)
「また次もいるかさんだってーえへへー(*´ω`*)」
かーわーいーいー(* ´艸`)←叔父バカ
イルカさんの次はとびうおさんらしいです。
イルカさんも相当泳ぐのうまそうなのにな(笑)
ニコニコしながらいつものように二人でアイス食ってたら、通路の端ですごい形相で子供を叱ってるお母さんが。
何歳ぐらいかな、多分小学校は上がってないと思う。男の子が半泣きで立ってました。
「あなたの様子を見てたけど、必死に頑張るって約束したのにちっとも必死じゃなかったじゃない。今もそうでしょう、ママの話を聞くのに横を向いてるでしょう。人の話を聞くときは一生懸命聞きなさいっていつも言ってるでしょう。必死にやらないならスイミングはもう辞めましょうね」
「やだ、今度がんばるもん……」
「必死にやるの?あなた自身が変わらなければなにも変わらないのよ。必死にやらなきゃだめなのよ」
あまりにも堅い口調と、連呼される「必死」っていうフレーズが引っ掛かって、つい耳を傾けてしまった。
そんなに叱らんでも、と思うし、その言葉がどのくらいその子に届いてるんだろうと疑問に思う。
必死ってなんだろう。死ぬ気でやれ?
毎月受けられるテストを死ぬ気でやれと言われるのも不自然なら、その子がその歳で「死ぬ気」が理解できるとしたら不憫すぎる。
人の家の教育方針についてどうこう言うつもりはもちろん無いけど、何かうすら寒いものを感じた。
そもそも簡単に「必死」とか言う人はなんか信用できねーよな。
ママには悪いけどその必死はどこかにとっておけ、少年よ。
いつかどうしても必死にならないといけないときが来るから。

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