どこか遠くの車のクラクションの音で目が覚めた。
日記を書こうと画面を開いたままいつの間にか寝てしまってたらしい。
ベッドに運ばれて布団がかけられて、隣で千春くんが寝てた。
梅雨入りかと思えば台風がきて、台風が過ぎていったあとはきれいに晴れた。
風が強くて、ずっと遠くの音が届いてくる。開けていた窓から聞こえていた電車のガタゴトいう音や警笛の音が気持ちよくて、眠るのにちょうどよかった。
遠くの音が、近くにいるみたいに聞こえてくるこの感じが不思議で好き。
離れてるから音は小さいけど、いろんなものに遮られて見えない電車の、音だけがここまで届くのが面白い。いろんな音がまぜこぜになって全部同じ距離感で聞こえるのも面白い。昼間と夜で聞こえかたが違う気がするのも面白い。
んー…ねむい。
何を書こうとしてたんだっけ?
くっつき直してもっかい寝よう……

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