たまにはエロな話もしようか。
中学生ぐらいだと思うんだけど、そろそろジャンプからヤンジャンヤンマガに移行する…いわゆる頭の中がエロ1色の猿モードな頃。(笑)
姉貴の部屋と俺の部屋は一応独立してんだけど真ん中に引き戸があって、でもまぁ思春期だったんで、何とか人ひとり通れるぐらいの隙間を残してお互い家具とか置いちゃってたわけですよ。
なんか借りるときはそっから呼ぶー、ぐらいの使われ方してた扉。
ある日連れの兄貴から回ってきたエロ本エロマンガの類をコソコソ連れと鑑賞会してまして。
当時まだ自分の部屋にビデオ見れる環境なかったからだいたい紙媒体だったんだよね、ヘアヌード写真集とか(俺は菅野のがすげー好きだった)抜くのとかもまだ技術開発中っていうか研究中っていうか可愛かった頃でね
…って何を語り始めてんだろう俺は(笑)
研究のおかげで立派にHENTAIに成長しましたけどね。
まぁいろいろゴソゴソしてたわけですよ。
したら帰ってきた姉貴が前置きもなくその引き戸を開放したわけで。
慌てて着衣を直す俺と連れ、扉に手をかけたまま固まる姉貴。気まずい空気。
そこまではまぁ普通のよくある話じゃん。
でもその先がちょっと違いました。
「それ面白い?」
「…へ?」
「マンガ。研究するから貸してよ」
「…えっと…」
「別にそういう本読んでるからってどうってことないよ。あたしなんかエロマンガ描いてるんだから!」
ΣΣ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)
何を張り合ってんのこの人!
ってかなんつーことをなんつータイミングでカミングアウトしてんの!
びっくりしすぎて素直に本貸しちゃったあの日。(遠い目)
開けちゃった方がまず謝るべきじゃないのか、とか、そういう正論はどこかにぶっ飛んだ。
描いてたエロ漫画はとやらは結局見せてくれなかったわけで。ホントにかいてたのかどうかも怪しいんだけど。
あれは姉貴なりの優しさというか配慮だったんでしょうか、ね。(笑)
なんだこれエロ話じゃなくて結局バカ話だ。・゚・(ノД`)・゚・。
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