1時から朝までメンテだそうです。
久々に読書日記をここに書いてみる。
普段は読書メーターで事足りるほどの感想しか書かないし、ことに今日のは読書と言えるようなものですらないんですが。(笑)
赤瀬川原平『新・正体不明』
トイデジを衝動買いしたのは多分この本のせい。
学生時代にトマソンにはまってる友達がいて、まだ画素数も少なかった携帯のカメラで街角の変な物撮り歩くのに付き合わされたりしてて、この人の本もよく見せられました。
新、が出たことは知ってたけど見れてなくて、思いがけず図書館で発見したので借りてきた。
なんかね、この人の写真に対するスタンスが好き。
写真自体は何の変哲もない街角の風景。一般的に美しいとは形容しがたいものも多いけど、この人の言葉が一言入るだけで何か特別な意味をもつ。
美しいものを撮るカメラマンはたくさんいるんだけど、そこに意味を考えながら撮ると写真はもっと別のものになる。
あとはなんだろう、不便とか手間とか暇を愛する人種、ってとこも好き。(笑)
そもそも彼の使うのはフィルムのライカで、かたや雑貨屋で4000円台のトイデジ。(笑)
カメラマンを気取りたかったわけじゃないんだけど。
何かを始めたくなるきっかけにはなったんだよ、多分ね。