笑っていて欲しい、とか、変わらなくていいんだよ、とかいう言葉が、誰かにとってはプレッシャーになったりするんだな。
笑ってる君が好き。
そのままの君が好き。
君が元気だと癒される。
言ってる方は心から、その人の笑顔に感謝しているんだとしても、言われている方は違うことを感じたりする。
自分はいつでも笑ってなきゃ。
いつも同じに、明るく元気で、みんなを癒せる人でいなきゃ。
だから自分は悲しくてもできる限り笑っていよう。
……そういう役だから。
優しい人ほど、そう思うんだろうね。
「笑っていて欲しい」の言葉の中にはもちろん、「笑っていられるように守りたい」が含まれているし、「そのままの君が好き」は、「泣いたり凹んだりするのも含めて君の振る舞いがいとおしい」っていう意味なんだ。
変わらないでいて欲しいのは「芯」の部分だけで、人としての成長を厭うわけじゃない。
大人になって少しずるくなったり愛想笑いを覚えたり、するのはある意味当たり前のこと。そういう自分を嫌いにならないで欲しい。
譲れない大事なものを、見失わないでさえいてくれたら大丈夫。
大事なのは、変わってくこと、変わらずにいること。
前からずっと、同じようなことを何度も言ってるような気がするけど(笑)
言葉というのは、ときどき絶望的に足りない。
手を伸ばして撫でて抱き締めて、その方がずっとたくさん伝わるのに、って思う。
しつこくてもみっともなくても、誤解を修正するチャンスがあるなら、手を替え言い回しを替え(笑)、何度でも同じことを言うべきだと思う、のでした。

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