比べる気なんか全然なくたって、無意識のうちに比べてしまうのはどうしてなんだろうな。
語彙の多さ、ユーモアのセンス、受け答えのスマートさ、頭の回転の速さ。
経験値の差はあるにしたって、もともとの作りが違う人ってやっぱりいるわけで。
敵わないなぁって笑いながら、落ち込んでる自分がいる。
くらべるってことは、自分と相手をほぼ同等と思ってるってことだよな。
無意識だってイケメン俳優と顔を比べようなんて思わないし、一流アスリートがやってることを自分が出来なくたって悔しいとか思わない。
きっと、同じと思ってなくたって同じになりたいと思ってる相手なんだ。
同じになったら抜きたいと思うんだ。
そういう想いって上手くやれば成長するためのエネルギーに変わるけど、向かう方を間違えると自滅するきっかけにもなるから難しい。
仕事のことじゃなくたって、妙にそういうこと感じるときがある。
たとえば誰かから、恋人にどれだけ愛されてるか自慢されたとして。(要するにノロケ話)
自分に付き合ってる相手がいないときはあんまりダメージ受けないのに、居る時の方が落ち込んだりした。
良くわかんない嫉妬。
同じ条件なのに、って思うからなのかな。
(約一名が誤解しそうだから先に書いとくと今はどんなノロケ話聞いてもちっともうらやましくない(笑))
どっちもどっち、な状況であるほど悔しいのが不思議。
よそはよそ、うちはうち、って思うんだけどね、頭では。
なんなんだろうなぁ。知らないうちに競うことを刷り込まれてるのか、な。

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