女の子と喋ってると時々軽い眩暈を覚える。
ずいぶん前に何かの賭けで負けて奢る約束をしたのをようやく果たしに夕飯を食いに行き。
差し向かいでオムライスをつつきながら出てくる話はコイバナ?というか恋愛哲学みたいなのばっかり。
酒も飲んでないのに絡まれる。(´・ω・`)
「たとえばあたしと○○とか△△くんとかお友達その他大勢が同時に船から投げ出されて溺れかけてるとして、救命ボートの上のノリくんは誰を最初に助ける?」
「………ボートに一番近いヤツ?」
「そういう話をしてるんじゃないの」
「…わかってっけど。どうにかして全員助ける気だし」
「じゃあ追加でボートにはあと一人しか乗れない設定にする」
「……」
「別にそこで今更あたしって言ってほしいわけじゃないよ。…そういうのわかんないかなぁ。『大事な人のうちのひとり』なんて不安定な地位欲しくないの」
「む?」
「土壇場で悩まれて、あたしじゃない手を取られて、淋しい気持ちで溺れたくないの。必ずあたしを選んでくれる腕があたしは欲しいの」
「ああ、それは……わかる」
俺の、いわゆる八方美人なところを非難されてるらしいことも。
「選んだこと無いでしょ」
「…何を?」
「いちばん」
「んなことねぇし」
…ソコで溜息をつかないでください(´・ω・`)
順位つけることに意味なんか…ないと思ってたのに 例え話に納得しちまって反論もできない。
反論できねーと思ってズバズバ言うよ全く。
「他の人なんか誰も見えなくなるぐらいみっともなくなってみなさいよ」
「そんな相手 今居ねぇもん」
言ってはみたものの、自分で自分の言葉を訝しく思う。
今じゃなくてもそんな相手居た事なかった気がする。
悪いのは出会ってる相手じゃなくて多分俺なんだと思う。
あああああなんかもー、わっかんねぇや。
寝る。
